旧東海道神奈川九宿ラン2023_1日目(川崎宿-戸塚宿)その2
10/7のこと。旧東海道神奈川九宿ランの記念すべき初回の本編。六郷橋を渡って多摩川を越え(徒歩)、六郷の渡し場跡をスタート、戸塚宿ゴール、24.2km/2:29:18NET(距離は24.7km)。
ルート詳細はマップに載せて省略。2015年の神奈川九宿ランのマップをベースにしているので、今回未走部分は2015年のものを残している。走ったらマップを更新していくスタイルです。今回は写真省略バージョンのランなので(コースの省略は無いけど)、撮っていないポイントは2015年の写真でカバー。
六郷の渡し場跡では東海道川崎宿起立400年記念事業?川崎市内に残る宿場跡では幟がはためき、関係者の皆様が何やら準備していた。今回のデジタルラリーのポイント番号札も提示されていて、川崎宿一丸みたいだった。かわさき宿交流館前には川崎宿デザインマンホール。交流館に立ち寄って「御宿場印巡り」の川崎御宿印@300をゲットしたものの、尻すぼみになりそうな予感、については「その1」の記事へ。
推しは神奈川県内にある20か所の一里塚跡。最初は鶴見橋の近く、市場村一里塚、江戸から5里目(スタートから3km地点)。鶴見川を渡り、生麦魚河岸通りを通り、キリン横浜工場前を過ぎると江戸から6里目(7km)、東子安一里塚跡。県内の一里塚跡で唯一、痕跡が無い一里塚なので、文化3年完成の絵図を基にこの場所を推定したそうな。
実は海食崖じゃない?という袖ケ浦(台町)茶屋街の丘を越え、芝生の追分を過ぎて賑わう洪福寺松原商店街を抜け、保土ヶ谷駅前を通過。国道1号線に入ってスタートから16km、保土ヶ谷宿の京方に江戸から8里、保土ヶ谷一里塚跡。榎を乗せた塚が復元された一里塚である。石積みの土居は上方見附の復元(実際はもっと西にあった)。松並木も一部復元されている。当時は境木(武蔵相模国境)まで約3kmもの並木だったそう。権太坂も松並木だったってことかぁ、それなら激坂でも気分が違うよねぇ。
権太坂をヒーヒー上って国境の境木を越え、焼餅坂を下ってちょっと上ると、江戸から9里目、品濃一里塚(19km)。県内ではほぼ完全な形で残る唯一の一里塚。道の両側にこんもりとした塚が残っている。
品濃坂を下れば、あとはほぼ平坦。緩い不動坂を下って戸塚宿に向かう。今回の道中で最後の一里塚は江戸方見付の先にあるのだが、道の反対側に「吉田の一里塚」表示があったので気付かず行き過ぎてしまった。2013年も2015年も、これまで何度も通ったけど、いつもそう 江戸方見付を見に行って、そのまま吉田大橋に向かうと反対側の一里塚表示に気付かないパターン。だが、その見付の碑の横にはちゃんと書いてあるのよ、吉田の一里塚。見てるのにね...
なお、箱根駅伝デザインマンホールは戸塚駅周辺のあちこちにある。保土ヶ谷でも本陣から上方見付の間に同じものがある。箱根駅伝のコースじゃなくてもあるから拘りは薄いようだ
旧東海道神奈川九宿ランの2日目は戸塚宿‐平塚宿を予定。再来週末までには行っときたいなぁ。